2023年3月17日、中華人民共和国駐日本国大使館主催によるイベント“パンダ・友好交流の夜”が東京のニューオータニホテルにて盛大に開催され、中華人民共和国駐日本国大使館の楊宇臨時代理大使、小池百合子都知事、日本の各界からの友人・青年代表約230人が出席しました。

楊宇臨時代理大使は、下記のスピーチを行いました。
「1972年中日国交正常化の際、中国国民からの熱い友好の気持を託されたパンダは、中日友好の使者として、初めて日本の地を踏みました。
一時期、日本には13頭ものパンダがおり、これは海外では最も多く、両国の友情の深さを反映しています。
今年2月21日・22日、長く日本で生活したシャンシャンと永明、永明の双子の娘である桜浜と桃浜が、多くの日本国民に別れを惜しまれながら、帰国の途につきました。
パンダは友好交流の愛らしい使者として、常に人々に愛され、両国民の心をしっかり繋いできました。今年は中日平和友好条約締結45周年に当たり、この特別な年に、中華人民共和国駐日本国大使館は“パンダ”と“友好交流”を主題として、パンダの保護活動や文化交流活動を記念し、長きにわたりパンダ保護に貢献された方々及び各界で友好的な交流を展開して来られた方々に心から感謝の意を表します。」

中国駐東京観光代表処は、中日両国の文化・観光交流を推進する常設の政府機関として、両国の友好交流を積極的に促進し、国民の相互信頼を高めるという重要な使命を担っています。
今回、中国駐東京観光代表処は、中華人民共和国駐日本国大使館の招きによりこの交流の夜に参加させて頂きました。
交流の夜では、日本のパンダファンに可愛いパンダの写真を楽しんで貰うと共に、パンダの故郷である中国についてもっと広く知って頂くために、《中国文化・観光プロモーション》・《中国世界遺産》の展示コーナーを設け、多彩な中国文化と観光資源を間近で楽しんで頂く機会を提供いたしました。
 

図:中国文化・観光プロモーションコーナー

本イベントの《パンダちゃん写真コーナー》の前では、パンダ好きの日本のファンが記念写真を撮っている姿が見られました。

図:パンダちゃん写真コーナー

また《中国世界遺産コーナー》も人気があり、写真を見た後、多くの来賓の方々が《中国文化・観光プロモーションコーナー》に足を運び、観光パンフレットを手に取り、熱心に見学されていました。中国駐東京観光代表処が今回のイベントで提供したパンダをモチーフにした記念品も、来賓の間で大好評でした。

図:プロモーション資料を受け取る日本の来賓

両国のコロナ政策が推進、調整されるにつれ、中日間の人々の往来は頻繁になりつつあり、中日文化交流及び観光交流事業は徐々に回復し、今後更なる発展が期待されています。

おすすめの記事