2026年6月12日、中国駐東京観光代表処主催による「シャンシャンファミリー誕生会と ジャイアントパンダ保全イベント」を東京・渋谷のTKP渋谷長井記念ホールにて開催しました。

当日は、中国駐東京観光代表処の欧陽安首席代表、東京都恩賜上野動物園の金子美香子副園長、日本パンダ保護協会の土居利光会長、パンダ写真家の高氏貴博様、人気タレントのはな様をはじめ、中日両国の観光・航空業界関係者、抽選で参加資格を得たシャンシャンファミリーのファンの皆様、ならびに中日両国のメディア関係者など約300名の方々にご参加いただき、愛らしいシャンシャンファミリーの誕生日をお祝いしました。

欧陽安首席代表のご挨拶

中国駐東京観光代表処の欧陽安首席代表は挨拶の中で、「ジャイアントパンダは中国の国宝として、日本をはじめ世界中の人々に愛されており、長年にわたり中日友好交流の架け橋として重要な役割を果たしています」と述べました。

また、2023年のシャンシャン帰国、2024年の父パンダ「リーリー(比力)」と母パンダ「シンシン(仙女)」の中国帰国、そして今年の弟「シャオシャオ(暁暁)」と妹「レイレイ(蕾蕾)」の帰国に触れ、「そのたびに多くの日本の皆様が温かく見送ってくださり、大変感動的な光景が広がりました」と振り返りました。

さらに現在、日本国内でジャイアントパンダを見ることができない期間だからこそ、日本の皆様には30日間のビザ免除措置を活用して中国を訪れ、シャンシャン一家やその他のパンダたちに会うとともに、中国の悠久の歴史、豊かな文化、そして壮大な自然の魅力を体感していただきたいと呼びかけました。

金子美香子副園長からのご挨拶

東京都恩賜上野動物園の金子美香子副園長は、同園がジャイアントパンダの保護・研究分野で進めてきた取り組みと成果について紹介しました。

金子副園長は、「ジャイアントパンダの保護は長期的かつ総合的な取り組みであり、科学的な飼育管理だけでなく、生息地保全の継続的な推進も不可欠です」と強調し、今回の誕生日会を通じて、より多くの日本の皆様にパンダ保護への関心と理解を深めていただきたいとの期待を示しました。

高氏貴博氏がシャンシャンとの思い出を語りました

パンダ写真家の高氏貴博氏は、シャンシャン誕生の瞬間から現在まで成長の軌跡を撮影し続けてきた思い出を語りました。高氏氏は、「毎朝上野動物園へ通いシャンシャンに会うことが生活の一部になっていました」と振り返り、シャンシャンが中国へ帰国した後も四川省雅安市を何度も訪れ、その成長を見守り続けていることを紹介しました。

故郷の自然豊かな環境の中で、以前にも増して元気に成長するシャンシャンの姿を目にした際には大きな感動と安堵を覚えたと語り、今後一般公開が予定されているシャオシャオとレイレイについても、引き続きレンズを通してその成長を記録していきたいと述べました。

土居利光会長が特別ゲストとして登壇しました

日本パンダ保護協会の土居利光会長は特別ゲストとして登壇し、「ジャイアントパンダは大きな頭や丸い顔、ふわふわした体つきなど、人々に愛される『幼態的特徴』を備えています」と説明しました。また、日本ではパンダが「守り育てるべき特別な存在」として広く親しまれていることに触れるとともに、中国が長年にわたり進めてきたパンダ保護・研究の成果を紹介しました。

さらに、上野動物園をはじめとする日本の関係機関が繁殖研究や健康管理、国際協力などの分野で取り組んできた活動についても説明し、希少種保護に向けた日中両国の協力の重要性を強調しました。

はな様がパンダへの思いを語りました

ファン代表として登壇したモデル・タレントのはな様は、シャンシャンファミリーへの深い愛情を語りました。これまで何度も四川省雅安市の碧峰峡基地を訪れ、故郷でのびのびと暮らすシャンシャンの姿を見守ってきたといいます。

また、「より多くの日本の皆様に四川を訪れていただき、ジャイアントパンダの魅力だけでなく、本場の四川料理や美しい自然、豊かな文化にも触れていただきたいです」と述べるとともに、シャオシャオとレイレイの今後の成長への期待を語りました。

中国の先端技術と観光の魅力を紹介しました

開会前には、中国の先端技術を象徴する宇樹科技(Unitree Robotics)のパンダロボットが登場し、愛らしい「パンダダンス」を披露しました。会場は大きな歓声と笑いに包まれました。

また、会場内のPRブースでは、中日両国の旅行会社が提供する訪中旅行商品を紹介し、中国各地の観光資源や文化の魅力を発信しました。多くの来場者が足を止め、熱心に説明に耳を傾けていました。

イベントは四川伝統芸能である「川劇変面」のパフォーマンスで幕を開け、会場は一気に四川の世界へと引き込まれました。

続いて上映した映像では、リーリーとシンシンの出会いからシャンシャン、シャオシャオ、レイレイ誕生までの軌跡を紹介し、観客の皆様は温かな家族の物語に見入っていました。

現在、シンシンは一般公開を終了しており、シャオシャオとレイレイも適応飼育期間中のため一般公開されていませんが、主催者は雅安および臥龍から届けられた最新映像を特別上映し、ファンの皆様に懐かしいパンダたちの元気な姿をご覧いただきました。

さらに、四川省の最新観光PR映像では、九寨溝や黄龍、青城山、峨眉山などの世界的な観光名所や美しい自然景観、そして雅安碧峰峡に暮らすパンダたちの様子を紹介しました。

また、寛窄巷子や錦里の街並み、川劇や四川火鍋など、四川ならではの文化や食の魅力も紹介し、来場者の皆様に四川の多彩な魅力をお楽しみいただきました。

その後、日本と四川を結ぶ航空会社である四川航空によるプレゼンテーションが行われ、最新の路線情報や機内サービスについて紹介されました。

集合写真

イベントの最後には、来場者全員でバースデーソングを合唱し、オンライン視聴者の皆様とともにシャンシャンファミリーへ心からのお祝いの気持ちを送りました。会場は終始温かな雰囲気に包まれ、大きな感動と笑顔に満ちたひとときとなりました。

また、本イベントは中国駐東京観光代表処公式YouTubeチャンネルにてライブ配信も実施し、会場に来られなかった多くのファンの皆様にもご参加いただきました。

「シャンシャンファミリー誕生会と ジャイアントパンダ保全イベント」は、中国駐東京観光代表処が独自に企画・運営する重要な年間イベントであり、今回で4回目の開催となりました。

なお、本イベントは中国工商銀行東京支店のご協力のもと実施しました。日本のパンダファンの皆様に心温まる交流の場を提供するとともに、中国の観光資源や文化の魅力を広く発信することで、日本から中国への観光需要のさらなる拡大にもつながる機会となりました。

おすすめの記事