2025年8月7日、一般社団法人日本旅行業協会(JATA)は、外務省、観光庁と発出している「もっと海外へ!」スローガンに掲げ、中国への渡航拡大の新たな一歩となる記念すべきイベントとして、2025年11月7日に中国・西安で「西安城壁ウォーキングイベント」を開催することを記者会見にて発表しました。
全体の様子
この記者会見には、当イベントの共催者である中国駐東京観光代表処の欧陽安・首席代表も出席し、次のように挨拶しました。「中国と日本は“一衣帯水”の隣国であり、長い歴史を通じて深い文化的つながりを育んできました。今回の西安城壁ウォーキングイベントが、両国のさらなる相互理解と友好の促進につながることを心より願っております。西安は日本でも人気のある歴史都市の一つです。ぜひ多くの皆様に現地でその魅力を直接体感していただき、広く伝えていただきたいと思います。」
また、中国ワーキンググループの大森座長(阪急交通社)からは「コロナ後も中国旅行は回復途上で、2025年前半の実績は2018年比で約20%にとどまっています。JATAでは旅行会社と連携し、中国旅行商品の造成を促進するため本イベントを企画。関係団体の協力も得て、双方向交流を通じた相互理解の深化と市場の活性化を目指します。」と述べられました。
集合写真
本イベントには、日本の大手旅行会社10社以上が参画予定で、日本から250名以上(予定)の参加者が、古都・西安の象徴である西安城壁を一周、あるいは半周・四分の一周するウォーキングに参加し、街の歴史と雰囲気を五感で楽しんでいただく予定です。
西安城壁は、現存する中国最古の城壁として世界的にも知られており、その壮大なスケールと歴史的価値は、多くの観光客を魅了しています。ウォーキングを通じて、参加者の皆様に中国の文化と歴史の深さを直に感じていただける絶好の機会となるでしょう。
中国駐東京観光代表処は今後も、日本と中国をつなぐ架け橋として、観光・文化交流の活性化に貢献してまいります。西安城壁ウォーキングイベントの詳細や参加方法については、今後旅行会社各社から順次発表される予定です。